FP3級を受けよう!

仕事をしていると趣味について話しが及ぶことがあります。私の趣味は多いので問題ないのですが、趣味に困っている方の意見も多くあります。そんなときは、趣味と実益を兼ねて資格取得をおすすめしています。なかでも、ファイナンシャル・プランニング技能士は資格が取りやすいこと、実際に使える知識であること、その先に近隣資格を取る興味が出ることなど、さらには年齢に関係なく自分のペースで学習を進めたり、中断したところで、再開しやすいことなど、数多くのメリットが挙げられます。もし、なにに取り組むか時間や能力を持て余している方がいましたら、ぜひ教えてあげてください。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士

FP3級とは?

FP3級は、正式には3級ファイナンシャル・プランニング技能士と言います。この資格は国家資格となっています。

国家資格だからなんだというわけではないのですが、民間資格より広く活用され、また国もその意向があると考えることができます。この資格で何かができるわけではありません(この資格だけで仕事に直結するとは考えない方が良いのです)が、金融知識を知る機会がなかなか無い実社会においてまとめて知識を得て、確認できることは自分自身に役立つことであると言えます。

公式ホームページ 日本FP協会

3級FP技能検定の受験はCBT試験方式で毎月受験が可能です。CBTとはコンピューターで回答する方式で、都合がつけば全国各地の会場で受験日、受験時間帯など事前に選ぶことができます。学科試験と実技試験を別々に受験し、両方合格する必要があります。

学科試験 90分 60問 多肢選択式 36点以上(60点満点)
実技試験 60分 20問 多肢選択式 60点以上(100点満点)

なぜ3級を受けると良い?

3級というのはエントリーのクラスですが、入門には最適です。

それでもファイナンシャル・プランナーの6分野(「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」)を効率よく学ぶことができます。

これら6分野は遅かれ早かれ、自分の人生で遭遇するイベントに関連しています。それらに付随する金融リテラシーはその時限りではななく、事前に知っておくだけで計画的に対応できるようになります。

お金がある、とかお金が無いというのではなく、あるならあるなりに、無いなら無いなりに、作戦を立てることが重要であり、給付金、補助、保険、年金などわからない・知らないというと損をしてしまうことが多くあるのも事実です。本当の意味で趣味と実益という資格になるファイナンシャル・プランニング技能士は3級といえども、良いきっかけになるものです。

 

FPは3級が受かりやすい理由

受験をするからには難易度が気になりますが、FP3級はうかりやすい部類だといいます。学科試験と実技試験があります。実技といっても、計算して答えを導き出すもので、学習にしたがっていけば難しくはないです。

3級は入門編ではありますが、ファイナンシャル・プランニングは実生活と密接に関係した事柄が多数あります。相続、住宅ローン、老後資金、納税、固定資産税、退職金から年金まで人生のそれぞれに関するお金にまつわる知識が豊富に例示されています。

 

FP3級から始まるストーリー

3級ファイナンシャル・プランニング技能士は、2級への足がかりにもなります。実務経験がない人は3級が合格していないと2級が受けられません。(3級が受かることが2級を受ける条件となっています)

また簿記3級も簿記2級やその他、会計系の資格の入門として重宝されています。私は理由があって簿記は取りませんが、隣接資格を取っていって専門性を強固なものにしようと思います。

私自身は独立自営なので、資格をとってもあまり意味がない(就職、昇給とは無縁)ですが、実際に対外的なお仕事としては意味があるものだと思っています。

 

専門性が2つあれば、かなり強固なものです。それが国家資格ともなれば信用も高いでしょう。そしてそれを補完する意味で隣接資格を取っています。

 

FP3級のおすすめ受験セット

 

テキスト

FP3級合格のトリセツ 速習テキスト テキストはあったほうが良いです。試験後の資料としても活用できます。

動画

FPの動画といえば、ほんださんでしょうね。とりあえず無料でここまで勉強できるという時代を感じるわけです。下段の動画をご参照ください。

サイト

FP3級ドットコム 3級に関しては過去問は買う必要ありません。このサイトですべてかゆいところに手が届く仕様です。オンライン上で過去問がすべて網羅されています。

 


 

さいごに

 

よく「資格が使えるの?」といいますが、必要な知識を得ることが先で、その証明として試験があり、資格があると考えれば無駄な勉強はないかと思います。

先述しましたように、近隣資格や上級へと興味が広がれば素晴らしいことですし、そうでなくても学習する習慣はさまざまな楽しみを広げるきっかけになります。知的エンターテイメントの入口として、ぜひ資格試験の取得、その学習をはじめてみてください。

 

 

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