天皇杯ファイナル琉球vs東京

 

 

アルバルク東京10141213 49
琉球ゴールデンキングス15161514 60

 

緊張のファイナル。予想では琉球のやや優勢というデータ。それでも昨年の天皇杯ファイナルで千葉に記録的大惨敗を喫している琉球。イップスではないけれど、嫌な雰囲気がないと言ったらウソになる。3年連続のファイナル。ただただ遠い天皇杯。

 

試合は予想通り守り合い。琉球はこういう展開だと審判とファイトしがちなのだけれど、タフショットを沈めつつ、ファウルコントロールもできていた様子。さすがに東京のサイズやロシターは動けるセンターだけあって簡単ではないと思いましたが、それでもカーク、クーリーがゲームを作っていきます。

 

アルバルクのピックアンドロールが丁寧に、しつこく琉球を襲ったのですが、どうにかイージーゲームにさせないように守っています。

 

慎重な試合運びをしようとすると、5アウトで外で回してターンオーバーすることが”あるある”なのですが、脇だったり、ビックロ―がペイントアタックを積極的に行い、落ちてもリバウンド勝負でゲームを作っていました。

 

三遠や千葉のような早い展開よりも、琉球にとっては、ある意味では愛称がよかっと思いますが、もともと東京は強いチーム。安藤周人のスリーは脅威でしたし、小酒部の身体能力、クラッチの強さも最後まで安心することができませんでした。

 

東京はもうひとりくらいシューターがいたら、琉球は完全にやられていたでしょう。それくらい薄氷のゲーム進行でした。

 

試合とは別に、琉球ブースター(ハト民←「琉球の人」が「琉球の鳩」と言われ定着…。)の現地観戦、声援、毎度のことながらすごいですね。テレビ観戦でも全然負けていませんでした。私のように関東在住の琉球ブースターも多いとは思いますが、チケットを取る競争からはじまって、資金的、体力的、時間的にすごくハンディキャップのある「全方位アウェー」の琉球ブースターも選手・コーチ同様がんばりました。

 

その前には、マカオで試合がありましたし、数日前には西地区2位島根との首位攻防戦。延長の末、敗戦という嫌な流れを引きずったまま迎えた天皇杯の決勝戦だっただけに、このチーム崩壊ギリギリを救ったといってもいい値千金の試合運びでした。

 

以前から言っていたように、琉球が天皇杯を取ることは、シーズンで優勝するより意義があると思っていました。それはbjリーグでは参加すらできなかった経緯があり、Bリーグに統合されたあとも、旧実業団系(JBLなど)のほうが実力があり、文字通り苦戦を強いられてきたわけです。

 

それが天皇杯100回大会として、戴冠し沖縄に凱旋できたことは本当に素晴らしいと思うのです。

 

岸本神は相変わらず神でしたし、タイラーはシンデレラボーイ。アルマもローもメンタルを保ちつつ、本当に難敵相手に根比べ、我慢比べでした。何年か前まで、最終Qで逆転という、いいんだか悪いんだか結果オーライ的な劇的な試合も多かったのですが、そういうのではなく、しっかりゲームを作って勝てたことが大きいです。

 

1試合目に負けて2試合目にリベンジだなんていう、そういう言い方は本当に好きではありません。

ストーリーで言ったら、千葉に完全勝利しなければ気がすまないのは当然です。ただ、これからシーズンプレイオフで、島根、三遠、宇都宮、千葉が実質的な優勝候補でしょう。島根とは地区優勝の件でも叩きのめさないといけない難敵です。

いずれも好ゲームに期待しますが、素晴らしいストーリーとともにリーグの発展を願っています。(でも琉球が常に強いチームでいてほしいです(笑))

 

 

 

 

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