生涯に叶えたいこと「サガリバナを見てみたい」

生涯に叶えたい100のこと。

いまから２年前に叶えたことを記録しておきます。

サガリバナを生で見てみたい！

　沖縄の原風景。石垣島から更に船で１時間弱。ここは西表島。

石垣島に何度となく訪れていますが、そのキッカケは東日本大震災から。震災の年、３月に震災があり、４月に予約をし、５月に初石垣島。以来、海外旅行に行くことはなく、長期の旅行はほぼ沖縄の離島へ。

初の石垣島で現地の観光案内DVDで、サガリバナの存在を知ります。サガリバナは初夏に咲く花で、埼玉県で夏休みに入った頃には完全にシーズンを終えてしまうといいます。

その想いがずっと頭に残りながら、わがままを言って７月中旬に沖縄旅行を決行。行き先は石垣島と西表島。西表島は２回目の訪問でしたが、その日のうちに星空観察ツアーをお願いしていました。

島の天気は変わりやすく、星空観察ツアーにいく直前まで曇り空のために中止かどうか判断が難しい状況でした。幸い、雲が流れ星空が顔を出すようになり、観察ツアーは開催されました。

そのなかで、目的地に行く途中、サガリバナのことを奥さんがガイドさんに伝えていてくれたらしく、ガイドさんの案内で開花したばかりのサガリバナを見ることができました。

独特の甘い強い香りが近くのクモや昆虫をおびき寄せいているような南国を思わせる雰囲気でした。

あと数時間もすると徐々に花が落ちていきます。川面へ流れるとそれはそれは不思議な空間となったことでしょう。ここは陸地でしたから、落ちて枯れていくのですが、川面に流れていく姿を見るには、深夜３時起きでカヌーに乗って行くらしいです。もうこのお花を見れただけで感激でした。もう十分です（笑）

そして、目的だった星空観察ツアーも２時間があっという間に過ぎていきました。

実際、知らなかったのですが、流れ星って数分の間にもバンバン流れていくものなのですね。なんとか流星群のときだけだと思っていました。
夕方から夜にかけての観察ツアーだったのですが、人工衛星も確認できましたし、リュウキュウコノハズクというフクロウの一種の鳴き声が遠方から会話をしているように呼応していて、とても良い気分でした。